「文系か理系か」という議論自体、このキャンパスではナンセンスだ。プログラミングと政治学、分子生物学とデザイン思考が同一の研究室(SFCでいう研究会)で当たり前のように交差する。
例えば、先端生命科学とデータサイエンスを組み合わせたヘルスケア領域のプロジェクトでは、学生たちが自らラボで実験を回しながら、同時にビジネスモデルの構築と法規制のクリアに向けた政策提言までを自力でこなす。研究成果を論文の中に閉じ込めるのではなく、即座に社会実装へとつなげるスピード感こそが、他の追随を許さない最大の強みと言える。