「ポカリスエットの女優」と誤認されるほどの存在感を示した加藤小夏ですが、彼女の実際のブレイクスルーはどのような作品群によって築かれたのでしょうか。その輝かしい足跡を振り返ります。
本格的な露出の皮切りとなったのは、2018年に就任した「センチュリー21」の初代センチュリー21ガールでした。初代イメージキャラクターを務めていた稲尾和久氏や、かつて爽やかな笑顔で話題を集めた先輩たちに続き、新人女優の登竜門として抜擢。黄色いジャケットを着こなし、街を元気に駆け抜ける姿は、お茶の間に強烈な印象を植え付けました。
続いて女優としての評価を決定づけたのが、2018年から2019年にかけて放送された連続ドラマ『I"s(アイズ)』の麻生藍子役です。桂正和氏による伝説的恋愛漫画の実写化において、約700人のオーディションから選出。原作ファンからも「藍子そのもの」「実写化として奇跡のキャスティング」と絶賛され、演技力の高さを見せつけました。
その後もTBS系ドラマ『初めて恋をした日に読む話』(2019年・もんちゃん役)や、FOD配信ドラマ『取り立て屋ハニーズ』での主演など着実に実績を重ね、2026年にはNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にて源実朝の正室・千世(ちよ)役に抜擢。高貴で儚げながらも芯の強い女性を見事に演じ切り、幅広い年齢層の視聴者から「あの美しい女優は誰か」と大きな反響を呼びました。