良かれと思って選んだプレゼントが、父親にとって負担になってしまうケースも後を絶ちません。SNSやネット掲示板に寄せられた父親たちの生の声から、父の日嬉しくないもの理由を分析すると、明確な3つのトラップが浮かび上がってきます。
まず最も不評を買いやすいのが「本人の好みから外れたアパレル・ネクタイ」です。特に定年退職を迎えた父親にビジネス用ネクタイを贈ってしまったり、普段着ない派手な色合いのポロシャツを渡したりすると、着る機会がないままクローゼットの奥に眠ることになります。「着て見せないと申し訳ない」という心理的プレッシャーを与えてしまう点も大きなマイナス要素です。
次に注意すべきは「操作が複雑すぎる最新ガジェット・大型健康器具」です。スマートフォンの連携が必須の機器や、リビングで場所を取る大型マッサージシートなどは、取扱説明書を読むのが億劫になり、放置される傾向にあります。健康を気遣う気持ちは喜ばれるものの、操作のシンプルさと設置スペースへの配慮が欠落していると逆効果になります。
さらに「安易な名入れ・メッセージ刻印グッズ」も賛否が分かれます。普段外で持ち歩く財布やキーケースに大きく名前や似顔絵が入っていると、外で使うのが気恥ずかしいと感じるシニア男性は少なくありません。名入れを選ぶなら、内側にさりげなくイニシャルを刻印する程度の配慮が求められます。