ゆたぼん氏が全国的な知名度を得たのは2019年頃のことでした。小学校3年生の時、宿題を拒否したことをきっかけに担任教員と衝突し、「周りの子どもたちがロボットに見えた」と語って学校に通わない選択をしました。
当時、沖縄を拠点に開始したYouTubeチャンネル「少年革命家ゆたぼんチャンネル」では、ハイテンションな関西弁で「死にたくなるくらいなら学校なんて行かなくていい」「自由に行動しよう」と主張。不登校児の権利主張という側面を持ちながらも、過激な言動や学校教育全般を否定するようなパフォーマンスは、ネット掲示板やSNSで連日のように大炎上を引き起こしました。
この経歴の背景には、実父である中村幸也氏の教育方針が色濃く反映されていました。幸也氏自身も元心理カウンセラーや実業家としての顔を持ち、既存のレールに囚われない生き方を推奨。しかし、クラウドファンディングで資金を募って日本一周を行うプロジェクトなどを巡り、「親の操り人形ではないか」「義務教育を受けさせない親の責任」といった厳しい批判が各メディアで取り沙汰されることとなりました。