上司への「了解」が失礼な理由とは?承知・かしこまりとの違いを徹底解説

上司への「了解」が失礼な理由とは?承知・かしこまりとの違いを徹底解説

上司への「了解」が失礼な理由とは?承知・かしこまりとの違いを徹底解説の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

「『了解です』がダメなら、『了解いたしました』と謙譲語をつければ問題ないのでは?」という疑問は非常に多く見受けられます。文法的な観点だけで言えば、「了解」という名詞に謙譲語の「いたす」と丁寧語の「ました」を組み合わせているため、文法破綻や二重敬語には該当しません。

しかし、実際のビジネスコミュニケーションにおいては「文法的に正しいかどうか」以上に「相手がどう受け止めるか」が優先されます。「了解」という単語そのものに上から目線の響きを感じる年配層や役員、取引先担当者は決して少なくありません。どれほど語尾を丁寧に整えても、語幹となる「了解」に引っかかりを覚える相手がいる以上、わざわざその表現を選ぶメリットはないと言えます。リスクを回避し、スマートな印象を与えるためには、最初から語幹自体に敬意が宿る「承知いたしました」を選択するのが最適解です。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。