スマートフォンや液晶ディスプレイを選ぶ際に最も誤解を生みやすいのが、「画面のインチ数は横幅でも縦幅でもなく、対角線の長さを示している」という点です。つまり、4インチディスプレイとは「画面の角から反対側の角を結ぶ斜めの直線が10.16cm」であることを意味します。
そのため、画面の縦横比(アスペクト比)が異なると、同じ4インチであっても縦と横の長さは大きく変化します。代表的な画面比率における寸法を算出しました。
■ ワイド画面(16:9)の場合:
・縦の長さ:約4.98cm
・横の長さ:約8.86cm
・画面面積:約44.1平方センチメートル
※動画再生機器や近年の小型ディスプレイに最も多い標準的な比率です。
■ スタンダード画面(4:3)の場合:
・縦の長さ:約6.10cm
・横の長さ:約8.13cm
・画面面積:約49.6平方センチメートル
※クラシックな小型モニターや測定機器の表示パネルなどに採用されるスクエア寄りの比率です。
このように、画面アスペクト比計算を行うと、同じ対角線10.16cmでも4:3画面の方が正方形に近いため、総表示面積としては広くなります。機器のスペック表を見る際は、対角線だけでなくアスペクト比の確認が欠かせません。