大人の溶連菌は写真で判別可能?喉の白い膿や初期症状と受診目安

大人の溶連菌は写真で判別可能?喉の白い膿や初期症状と受診目安

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「たかが喉の細菌感染」と甘く見ていると、大人の場合は取り返しのつかない事態を招くことがあります。大人の溶連菌 重症化リスクとして最も警戒すべきは、感染から数週間後に発症する続発症と、近年国内外で注視されている侵襲性感染症です。

1. 続発する免疫合併症(急性糸球体腎炎・リウマチ熱)

溶連菌の毒素や抗原抗体複合体によって引き起こされる代表的な合併症が「急性糸球体腎炎」です。感染から1〜3週間後に血尿(コーラ色の尿)、手足や顔面のむくみ(浮腫)、高血圧が出現します。また、心臓弁膜に障害を残す恐れのある「リウマチ熱」を引き起こすリスクもあり、これらを未然に防ぐことこそが抗菌薬治療の最大の目的です。

2. 劇症型溶血性連鎖球菌感染症(STSS)の致死リスク

いわゆる「人食いバクテリア」としてメディアでも警鐘が鳴らされる劇症型溶血性連鎖球菌感染症 症状は、通常の咽頭炎とは異なるルート(傷口など)から菌が侵入して急激に進行することが多いものの、同じA群溶血性レンサ球菌が原因病原体となります。初期の手足の激しい疼痛や腫れ、高熱から始まり、わずか数十時間で壊死性筋膜炎や多臓器不全、ショック状態へと至り、致死率は約30%〜40%に達します。喉の激痛に加えて四肢の異常な腫れや激痛、意識の混濁が見られた場合は、一刻を争う救急要請が必要です。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。