新型40系の購入検討者を最も悩ませてきたのが、長期化する「納期問題」です。2023年の登場直後は受注停止が相次ぎ、一時は納期2年以上とアナウンスされる異常事態となりました。2026年現在の納期事情は、トヨタの生産ライン増強やサプライチェーンの正常化、さらには年次改良を経たことで着実に改善へ向かっています。
首都圏および主要都市の正規ディーラー筋からの証言によると、ガソリンモデルの標準納期はおよそ6ヶ月〜10ヶ月前後、ハイブリッドモデルは8ヶ月〜12ヶ月前後まで短縮傾向にあります。ただし、販売店ごとに割り振られる月間割当枠(販売枠)には依然として上限があり、ディーラーによっては「抽選販売」や「過去に取引実績のある既存顧客優先枠」を維持している店舗も存在します。
ここで知っておくべき最大の盲点は、「ヴェルファイアのほうが納期が長引きやすい局面がある」という点です。生産計画における台数比率があらかじめアルファード優位に組まれていることが多く、ヴェルファイアに注文が集中した月は受注枠が早期に埋まってしまう傾向があります。少しでも早く手元に引き当てたい場合は、定額サブスクリプション「KINTO」の活用や、定期的に発生する商談キャンセル車の即納枠を狙うなど、ディーラー担当者との綿密な連携が不可欠です。