インターネット上の掲示板やSNS、知恵袋などの投稿を分析すると、「任天堂の対応」に対する世間の反応は真っ二つに分かれています。
肯定的な意見としては、「莫大な開発費と歴史をかけて築き上げたキャラクターやアイデアをフリーライド(タダ乗り)から守るのは企業の当然の責務」「任天堂が特許を広く開放してくれていたからこそ今のゲーム業界がある。他社が我が物顔で権利化しようとするのを防ぐのは支持できる」といった、長期的な業界発展とコンプライアンスを評価する声が多数を占めます。
一方で否定的な意見や炎上を後押しする声としては、「ファンが盛り上げてきた草の根の大会文化を一律のルールで締め付けるのは冷酷すぎる」「パルワールドのように新しい面白さを生み出した開発会社を、後出しの特許網で潰そうとしているように見えて印象が悪い」といった、感情的な失望や開発の自由度への危機感が挙げられます。
現場のゲームクリエイターやストリーマーの証言を取材すると、「任天堂のガイドラインは一見厳しいが、枠組みを守っている限りは非常に手厚く保護されている。ただし、一度グレーゾーンに踏み込むと一切の妥協がないため、インディー開発者にとっては法務リスクの計算が極めてシビアになった」というリアルな実態が浮き彫りになっています。