近年の台風災害で最も甚大な被害をもたらしているのが、局地的に猛烈な雨を降らせ続ける「線状降水帯」の形成です。気象庁から線状降水帯発生情報が発表された場合、数時間で平年の1か月分を超える降雨が集中し、急激な河川氾濫や土砂崩れが発生します。
自治体のハザードマップと連動したキキクル(危険度分布)や、SNS・河川カメラによる浸水冠水リアルタイムの状況監視を怠らないようにしましょう。自治体から特別警報避難情報(警戒レベル4「避難指示」やレベル5「緊急安全確保」)が出された段階では、すでに避難所への移動自体が危険な場合もあります。夜間や豪雨時は、自宅内の2階以上や崖から離れた部屋へ移動する「垂直避難」の判断も重要です。