東京都町田市原町田に位置する武相庵は、地元の食文化や街づくりを牽引してきた「キープ・ウィルダイニング」が手がけるライブラリー&ホステルです。かつて武蔵国と相模国の境に位置し独自の生活圏を築いてきた「武相エリア」のアイデンティティを現代に再解釈し、知的好奇心を刺激する空間として設計されました。
武相庵の現在の営業状況を俯瞰すると、1階は朝から夜まで利用できるブックカフェ&バーとして稼働し、2階以上が宿泊フロアとして機能しています。宿泊者だけでなく、近隣のビジネスパーソンや学生、遠方から訪れるカルチャー層が日常的に交差する場となっており、昼夜で表情を大きく変える点が大きな特徴です。
1階カフェスペースでは、アート、ビジネス、哲学、小説、絵本など、厳選された数千冊の書籍がディスプレイされており、利用者は手に取って自由にページをめくることができます。「泊まれる本屋 武相庵」という看板に偽りはなく、本好きにとっては贅沢極まりない空間が広がっています。