この放送を単なる芸人のマンガ談義から「歴史的記録」へと押し上げた最大の要因は、原作者・冨樫義博氏からのサプライズ直筆回答でした。番組スタッフが事前に送ったアンケートに対し、冨樫氏は驚くほど丁寧かつユーモアに満ちた長文の直筆メッセージを寄せました。
回答の中では、読者が長年気になっていた執筆時の思考プロセスや、休載に関する赤裸々な心情がユーモラスに綴られていました。スタジオの芸人たちはメッセージが読み上げられるたびに歓声を上げ、ケンドーコバヤシが「先生、本当にありがとうございます!」と深々と頭を下げる姿は、ファンとクリエイターの純粋な絆を感じさせる感動的な一幕となりました。
メディア露出が極めて少ない冨樫氏が、お笑い芸人たちの本気の愛に応える形で公にコメントを寄せたという事実は、出版業界やサブカルチャー界隈にも強い衝撃を与えました。原作者への絶対的な敬意を払いながら、作品の多層的な魅力を引き出した芸人たちの姿勢が、作者本人の心を動かしたと言えます。