動画共有アプリのTikTokを開けば、数万件の「小鼻縮小エクササイズ」がヒットする。人差し指の関節で小鼻を挟み、上方へ押し上げるような動作を繰り返すインフルエンサーたち。YouTubeでも同様のコンテンツが莫大な再生回数を稼ぎ出し、コメント欄には「鼻筋が通った」「団子鼻が引き締まった気がする」といった興奮の声が連なる。
このブームの背景にあるのは、過熱する小顔矯正への信仰だ。顔の輪郭が変わるなら鼻も変えられるはずだという直感的な思い込みが、視聴者の心理にすんなりと入り込む。道具も費用もかからない手軽さが、若年層を中心とするセルフケア熱をさらに加速させている。