連続ドラマの最終回で描かれた、あの余韻を残す幕引き。そしてその後を描いた『プロポーズ大作戦スペシャル』の舞台は、青い海が広がるハワイだった。親友であるツルの結婚式を救うために再び立ち上がる健の姿は、多くのファンの胸を打った。
だが、スペシャル版のラストシーンを巡っては、今なおファンの間で考察が絶えない。「健と礼は本当に幸せな結末を迎えたのか」「あの選択は正しかったのか」。明確な答えを押し付けず、観客の想像力に委ねられたラストカット。関係者が振り返るには、あれは安易なハッピーエンドを描くことへの意図的な挑戦だったという。二人の物語はスクリーンの外で続いていく――その余白こそが、作品を風化させない永遠の命を吹き込んだ。