サン・カンの愛車遍歴とFuguzの真相!劇中車ハンとの違いを徹底解明

サン・カンの愛車遍歴とFuguzの真相!劇中車ハンとの違いを徹底解明

サン・カンの愛車遍歴とFuguzの真相!劇中車ハンとの違いを徹底解明を詳しくリサーチ! 読者が気になる 重要ポイントを分かりやすく展開します。

サン・カンの愛車コレクションを語る上で、絶対に外せない金字塔が1973年式ダットサン240Z(日産・S30型フェアレディZ)をベースにしたカスタムマシン「Fugu Z(フグ・ゼット)」です。

このプロジェクトは、サン・カンが友人たちと「自分たちの手で本当に乗りたい夢の車を創ろう」と語り合ったことから始まりました。車両の製作には、日本屈指のチューニングパーツメーカーであるTRUST / GReddy(トラスト)や、世界的なボディキットブランド「Rocket Bunny(ロケットバニー)」の三浦慶氏が全面的に協力。約3カ月という過酷な短期間でフルレストア&カスタムが敢行されました。

車名に冠された「Fugu(河豚)」には、サン・カン自身の強い哲学が込められています。当時の公式インタビューで彼は次のように語っています。

「フグは適切に調理しなければ猛毒で命を落とすが、熟練の職人が正しく捌けば至高の美味になる。荒削りで危険を孕んだヴィンテージカーを、極限の技術で完璧な芸術品へ仕立てる挑戦そのものを意味しているんだ」

心臓部には、日産スカイラインGT-Rの伝説的名機「RB26DETT」からツインターボを取り払い、あえて高回転型の自然吸気(NA)に仕立て直した「RB26DE」エンジンをスワップ。独立スロットルが奏でる鋭利な吸気音とレスポンス、ロールケージで剛性を高めたスパルタンな内装は、過度なハイパワー競争に陥りがちな現代のカスタム界に強烈な一石を投じました。

2015年のSEMAショーに出展されたFugu Zは、並み居るモンスターマシンを抑えて「Gran Turismo Award」ベスト・イン・ショー(最優秀賞)を獲得。世界的なレーシングゲーム『グランツーリスモSPORT』および『グランツーリスモ7』にもプレイアブル車両として収録され、名実ともに世界のカスタムカー史にその名を刻みました。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。