男のメタボ基準なぜ85Cm?女性より厳しい真相と腹を凹ます撃退法

男のメタボ基準なぜ85Cm?女性より厳しい真相と腹を凹ます撃退法

男のメタボ基準なぜ85Cm?女性より厳しい真相と腹を凹ます撃退法について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。

メタボと宣告された男性が最初に取り組みがちな誤った行動の筆頭が、「毎日100回の腹筋運動(クランチ)」です。ネットや雑誌の見出しに踊らされ、お腹の肉をつまんでは腹筋ローラーを買いに走る人が後を絶ちませんが、運動生理学の視点から言えば、これは内臓脂肪を落とすアプローチとして極めて非効率的です。

腹筋(腹直筋)は体全体で見れば比較的小さな筋肉群に過ぎず、腹筋運動によって消費されるエネルギー量はごくわずかです。また、現代のスポーツ科学において「特定の部位の脂肪だけを狙って局所的に燃焼させる(部分痩せ)」という現象は否定されています。お腹の筋肉を鍛えても、その直上にある内臓脂肪や皮下脂肪が優先的に使われるわけではありません。

メタボお腹凹ませる運動筋トレで真に選ぶべきは、全身のエネルギー代謝を一気に引き上げる「下半身の大筋群」をターゲットにした種目です。具体的には以下のトレーニングが圧倒的な費用対効果をもたらします。

・スクワット:人体の筋肉量の約6割から7割が集中する大腿四頭筋、ハムストリングス、大臀筋を総動員し、基礎代謝とインスリン感受性を劇的に高める。
・早歩き・スロージョギング(有酸素運動):脂肪酸が血中に遊離し、筋肉内で酸化・燃焼されるのは中強度の持続的運動中である。会話ができる程度のペースで1回20分〜30分、週3回がベスト。
・NEAT(非運動性熱産生)の意識的向上:エスカレーターを使わず階段を使う、通勤時に一駅分歩く、デスクワーク中に30分に一度は立ち上がるといった日常動作の積み重ねが、1日あたり200〜300kcalの消費差を生む。

幸いなことに、皮下脂肪が「定期預金」に例えられるのに対し、男性に多い内臓脂肪は「普通預金」に例えられます。代謝の活性が高いため、正しい刺激さえ与えれば、皮下脂肪よりもはるかに速いスピードで溶けるように減っていく性質を持っています。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。