「背中で帯を結ぼうとすると手が疲れて形が決まらない」という方におすすめなのが、身体の前で帯を結んでから後ろへ回す浴衣の帯結び方の前結びです。鏡を見ながら羽根の形やひだの角度をミリ単位で調整できるため、思い通りのデザインを失敗なく作れます。回す際は、着崩れを防ぐために必ず「時計回り(右回り)」に回すのが鉄則です。
長時間の外出でも安心な浴衣帯の崩れない結び方の秘訣は、土台作りにあります。帯を巻く前にメッシュタイプの帯板をしっかり装着し、帯の1巻き目と2巻き目の間に指を入れて空気を抜くように引き締めることで、移動や座り姿勢でも帯が下がってきません。仕上げに帯結びの結び目の下に小さく折りたたんだミニタオルや帯枕を挟み込めば、上向きの美しい立体感が夜まで持続します。