専門店のようなパリパリの薄氷状の羽根をまとわせたい場合、ただ小麦粉を水に溶かすだけではプロの質感は出ません。水分の蒸発速度と焼き上がりのクリスピー感を極限まで高めるには、デンプンの配合比率が決め手となります。
羽根つき餃子の作り方における黄金比は、「水150mlに対し、薄力粉大さじ1+片栗粉小さじ1/2」のブレンドです。薄力粉だけでは羽根が分厚くモサッとした重い食感になりがちですが、片栗粉を微量混ぜることで、透き通るような軽快なガラス質のパリパリ感が生まれます。
作り方はシンプルです。先述のステップ2において、通常の熱湯の代わりにこの「粉水」をよく混ぜながら注ぎ入れるだけです。この際も、注ぎ水が冷たいとフライパンが冷えてダマになるため、40〜50度程度のぬるま湯で粉を完全に溶いてから一気に流し込んでください。蓋を開けた後、網目状に水分が蒸発して綺麗なキツネ色のレース状になったら、油を垂らして剥がれやすくするのが生餃子パリッと焼くコツです。