隙間テープの効果が出ない理由とは?プロ直伝の正しい貼り方と防音対策

隙間テープの効果が出ない理由とは?プロ直伝の正しい貼り方と防音対策

隙間テープの効果が出ない理由とは?プロ直伝の正しい貼り方と防音対策についての真相をお届けします。

賃貸アパートや借家において最大の障壁となるのが、退去時の原状回復トラブルです。強力な粘着テープをアルミサッシや塩ビ枠に直貼りすると、夏の高温と紫外線、冬の結露によって粘着剤が化学変化を起こし、剥がす際に基材がちぎれて強固な糊残りを引き起こします。

この事態を回避する確実なプロ技が、賃貸隙間テープマスキングテープ下地工法です。接着面にまず建築塗装用の和紙マスキングテープ(粘着力が適度で糊残りしにくい高品質なもの)を貼り、その上に隙間テープを重ね貼りします。マスキングテープの粘着面が建具を保護するため、数年後の退去時でも下地を痛めることなく一息に剥がすことが可能になります。

もしすでに直貼りしてしまい、固着してしまった場合の隙間テープ剥がし方と糊残り対策も体系化されています。強引にカッターで削ると建具に傷が残るため、以下の3ステップを遵守してください。

まずはドライヤーの温風を当て、粘着剤を軟化させながら45度の角度でゆっくりと引っ張ります。残ってしまった黄色い糊跡には、市販のシール剥がし液または無水エタノールを含ませたキッチンペーパーを貼り付け、ラップで覆って5分間パックします。粘着成分がふやけた段階で、プラスチック製ヘラや固めの消しゴムで擦り落とせば、建具の塗装を傷めずに初期状態へ復元できます。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。