Q1:専務取締役と副社長はどちらが社内序列で上ですか?
A1:一般的な日本企業の役職順位では、副社長(取締役副社長)のほうが専務取締役よりも上位です。副社長は社長に準ずる立場として全社経営を俯瞰する役割を持ち、専務は現場業務の全社統括を担当します。ただし、副社長を置かない企業では専務取締役がナンバー2となります。
Q2:専務取締役は法律上の代表権を持っていますか?
A2:原則として、専務取締役という役職自体に代表権は付いていません。しかし、取締役会の決議によって代表権を付与された場合は「代表取締役専務」となり、社長と同様に会社を対外的に代表して契約を締結する法的権限を持ちます。
Q3:取締役専務と専務取締役では、履歴書や名刺でどちらを使うべきですか?
A3:会社の定款や登記簿、社員規程に明記されている「正式な呼称」に完全一致させて記載するのが鉄則です。実務的な権限に差はありませんが、会社が「取締役専務」と定めている場合に「専務取締役」と書くと社内規程に無頓着であると見なされるリスクがあります。必ず自社の登記・規程を確認してください。