情報が氾濫するネット上では、仙台土産に関して少なからず誤認や購入後の後悔が見受けられます。せっかくの買い物を満足のいくものにするため、事前に知っておくべき盲点を整理します。
第一の盲点は、「ずんだスイーツはどこで買っても同じ味」という思い込みです。
実際には、使用する枝豆の品種(山形産だだちゃ豆ブレンドや宮城産ミヤギシロメなど)、粗潰しの度合い、塩分の配合比率によって、風味は劇的に異なります。老舗和菓子店が手掛けるずんだ餅は豆本来の野趣あふれる香りとツブツブ食感を重視する一方、洋菓子アレンジのロールケーキやプリンは青臭さを抑えてミルキーさを際立たせています。豆の香りをガツンと感じたい本格派なのか、スイーツとして滑らかさを求めるのかによって選ぶべきブランドは明確に分かれます。
第二の盲点は、要冷蔵・要冷凍商品の持ち歩きリスクです。
特に「喜久福」や「笹かまぼこ」は鮮度が命です。喜久福は店頭で冷凍状態(カチカチの状態)で手渡され、常温で自然解凍しながら持ち帰る仕様となっています。しかし、真夏の移動や暖房が効いた新幹線車内に長時間放置すると、解凍が進みすぎて生クリームの食感が損なわれる恐れがあります。長時間の移動が予想される場合は、店舗でドライアイスを追加購入するか、仙台駅新幹線改札内の最終売店で購入するのが鉄則です。