フライパンのサイズ測り方決定版!内径・底面の罠と失敗しない選び方

フライパンのサイズ測り方決定版!内径・底面の罠と失敗しない選び方

話題沸騰中の フライパンのサイズ測り方決定版!内径・底面の罠と失敗しない選び方について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。

フライパンの買い替えで最も多くの人が陥る罠が、「メジャーをフライパンの外側の端から端に当ててしまう」こと、あるいは「底面の直径を測ってしまう」ことです。しかし、調理器具業界におけるフライパン規格寸法の真相を知れば、なぜ買った後に「サイズが合わない」と感じるのかが一瞬で氷解します。

結論から言えば、パッケージや製品カタログに書かれている「20cm」「26cm」「28cm」といった標準サイズは、「上部の縁(フチ)の内側の直径(内径)」を指しています。これは日本国内のJIS規格に準ずる設計基準や、グループセブ ジャパンが展開するT-fal(ティファール)をはじめとする主要グローバル調理器具メーカーの公式設計基準でも一貫しています。ティファールフライパンサイズ表記においても、「縁(フチ)の内側の直径を測定してください」と明記されており、外側の厚みや取っ手取り付け部の出っ張りは一切含まれていません。

ここで知っておくべきは、フライパン内径と外径の違いがもたらす物理的なギャップです。フライパンの縁には強度を保つための折り返しやコーティングの厚み、注ぎ口のリム加工が存在します。そのため、外径は内径よりも約1cm〜2cm程度大きく作られています。手持ちのフライパンの外側をメジャーで測って「27cmあるから28cm用を買おう」と判断してしまうと、実際に届く商品はひと回り以上巨大なものになってしまいます。

さらに深刻なのが「底面」との混同です。一般的なフライパンは、食材を返しやすく熱対流を促すために、底から上部フチに向かって外側に開く傾斜(テーパー角度)がついています。そのため、上部の内径が26cmであっても、実際に食材が接する底面の直径は20cm〜21cm程度しかありません。底面を測って「20cmのフライパン」と思い込み、買い替えで20cm表記のものを購入すると、届いたフライパンの底面はわずか14cm〜15cmしかなく、「目玉焼きが2個並ばない」という悲劇が起きるわけです。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。