教習所の実力を客観的に評価する上で欠かせないのが、対応車種の多様性と教育カリキュラムの質です。県内各地に点在する指定校と比較した場合、同センターはどのような位置付けにあるのか、具体的なデータをもとに検証します。
同校の大きな強みは、近江八幡安全教育センターの取得可能免許一覧が非常に幅広い点にあります。普通自動車(AT・MT)はもちろんのこと、普通二輪免許、さらには物流・製造業の現場で需要が旺盛な近江八幡安全教育センターのフォークリフト講習まで自前でカバーしています。また、免許取得後に長期間ハンドルを握っていなかった市民向けに、近江八幡安全教育センターのペーパードライバー教習も常時受け入れており、単なる「免許交付のための施設」を超えた総合安全教育拠点として機能しています。
運転免許試験場での本免学科試験において、滋賀県指定自動車教習所の合格率は年度によって多少の変動があるものの、全体平均でおよそ7割台前半を推移しています。その中にあって、同校卒業生が安定して高い突破率を維持している背景には、自習室のICT学習端末の完備と、専任スタッフによる個別質問対応の徹底があります。単なる運転技術の習得にとどまらず、「道路交通法の本質的な理解」を促す教育指導が数字に結びついています。