特デカチョコバーをめぐっては、ネット上でいくつか事実と異なる誤解や噂がまことしやかに囁かれています。ここでは編集部が取材したファクトをもとに、それらの真相を検証します。
もっとも多いのが、「ロッテのガーナチョコ&クッキーサンド等に統合されただけではないか」というリニューアル説です。確かにロッテは自社の主力ブランドである「ガーナ(Ghana)」を冠した高品質アイスバーの展開を強化していますが、これらは乳脂肪分の高いアイスクリーム規格や本格派チョコを使用した別物であり、価格帯も200円前後に設定されています。特デカチョコバーの直系後継として作られたものではありません。
また、「地方の個人商店や昔ながらの駄菓子屋なら、まだ倉庫に眠っているのではないか」という期待の声もあります。しかし、前述の通り製造終了から長い月日が経過しており、各卸問屋の在庫保管期限を考慮しても実質的な流通残存は皆無です。
気になる将来的な再販や復刻の可能性についてですが、メーカー側にとっても知名度の高い資産であることは間違いありません。ロッテは過去にもファン投票や周年事業の一環として往年の名作を期間限定復刻させた前例があります。ただし、関係者の話を総合すると、仮に復刻が実現したとしても「当時のサイズそのままなら200円前後の高価格設定になる」か、「100円前後の価格を優先するならサイズを半分近くに縮小せざるを得ない」という厳しい現実に直面します。「あの大きさであの安さ」という本来のパッケージングでの恒常的な復活は、国際的な原料相場が劇的に反転しない限り、極めてハードルが高いと見られています。