ブルーブラックに染めた後、避けて通れないのがブルーブラックの色落ち後の変化です。施術後2〜3週間が経過した頃、多くのユーザーが「毛先がくすんだ緑色(マット)になってきた」という悩みに直面します。
なぜ色落ちすると髪が緑色になるのか?
この現象は色彩理論で明確に説明がつきます。髪のベース(ブリーチ毛や退色した髪)に残っている「黄色のメラニン色素」の上に、カラー剤の「青色」が徐々に抜けて薄く残ることで、黄色+青=緑色という混色が発生してしまうためです。
特にブリーチ履歴がある髪や、元々髪が細く黄色く抜けやすい毛質の場合、青染料の脱落スピードに黄色みが追いつき、緑っぽさが前面に出てしまいます。
【実践】ブルーブラックの色落ちが緑になる対策と色持ちケア
緑化を防ぎ、色持ちを2倍以上長持ちさせるための対策は確立されています。日々のホームケアで取り入れるべき具体的な手順は以下の通りです。
- 補色シャンプーの適切な使い分け:黄みを消すためにはパープルシャンプー(紫シャンプー)が基本です。青みを長く維持したい場合は、週に2〜3回ブルーブラック用の色持ちカラーシャンプー(ブルー系またはシルバー系)をローテーションで使用します。
- 施術当日の薬剤調合で紫を仕込む:美容室で染める際、あらかじめ補色となるバイオレット(紫)を10〜15%程度ミックスしてもらうことで、退色時に黄色と混ざるのを防ぎ、グレーがかった綺麗なベージュへと色落ちさせることができます。
- 熱ダメージのコントロール:熱は青色色素の最大の天敵です。ドライヤー前の熱保護オイル塗布はもちろん、ヘアアイロンの設定温度を140℃〜150℃以下に抑えることで、染料の熱分解を大幅に防げます。