プロ直伝カーブの投げ方と握りの極意!抜ける原因と肘を守る新常識

プロ直伝カーブの投げ方と握りの極意!抜ける原因と肘を守る新常識

プロ直伝カーブの投げ方と握りの極意!抜ける原因と肘を守る新常識にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

指導現場で長年信じ込まれてきた「リリースの瞬間に手首を小指側にひねる(回外動作を急激に入れる)」という感覚。バイオメカニクスの見地から見れば、これは極めてリスクが高く、ボールの変化量をかえって奪う誤った身体操作です。

前腕を無理に内側や外側へ急旋回させると、肘の内側側副靭帯(UCL)に強力な牽引ストレスが集中します。さらに、手首の角度がリリース直前でブレるため、変化球のカーブが抜ける原因の約8割がこの「過剰なひねり意識による指先の離れ」に起因しています。手首は固定し、ストレートと全く同じ腕の振りの中で「縫い目を指先で撫で下ろす」ように抜くことこそが、安定した制球と回転量を生む大原則です。

また、ボールがすっぽ抜けて高めに浮いてしまうもうひとつの要因は、リリースポイントを前に設定しすぎることです。カーブは球軌道の特性上、ストレートよりも頭に近い「やや高めで手前」の位置から指先をリリースさせる感覚が合致すると、綺麗に下方向へのトップスピン(純回転)がかかり始めます。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。