穴を開けない設置方法には、主に3つの選択肢が存在します。窓の形状や開閉頻度に合わせて最適なタイプを選び出すことが、設置後の安定性を大きく左右します。
1つ目は、鴨居カーテンレール専用金具です。鴨居の溝にプレートを差し込み、蝶ネジや六角ボルトで締め付けて挟み込みます。窓枠の上部にレールを吊り下げる形になるため、開口部を広く取れ、通常のカーテンと同じ感覚でスムーズに開閉できるのが強みです。
2つ目は、長押用カーテンブラケットです。壁の上部に長押が回っている部屋であれば、上部の引っ掛かりを利用してフック状の金具をセットします。高めの位置からカーテンを垂らせるため、天井が高く見える視覚効果が得られます。
3つ目は、枠内にポールを渡す突っ張り式カーテンレールです。窓枠の内寸に合わせて伸縮させ、両端のジャッキやスプリングで圧着します。金具が外側から見えにくく、すっきりとした見た目に仕上がるのが利点です。重量のある遮光1級カーテンを吊るす場合は鴨居固定式、レースカーテンや軽量スクリーンなら突っ張り式といった使い分けが適しています。