春先に「葉は出たけれどつぼみが枯れた」「蕾のまま花が開かなかった」という現象が起きることがあります。チューリップの花が咲かない最大の理由は、冬の間の「水切れ」と「寒さの不足」です。
土の中で球根は冬の間も活発に根を伸ばしています。地上部に芽が出ていないからといって水やりを放置すると、根が枯死して春の開花エネルギーを失ってしまいます。チューリップの水やり頻度は、土の表面が白く乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと与えるのが基本です。地植えでも雨が何週間も降らない乾燥期には水を与えてください。
また、チューリップの花芽は冬の厳しい寒さ(5度以下の気温に約5〜6週間)を経験することで初めて伸長を始めます。温室や暖かい室内で冬越しさせると花茎が伸びずに咲かなくなってしまうため、必ず真冬も屋外の寒さに当ててください。