沓摺は設置する場所の環境や用途に応じて、使用される素材が明確に分かれています。素材ごとの特性を把握しておくことは、リフォームや新築時のプランニングに役立ちます。
【木製(MDF・無垢材・突板)】
主にリビングや寝室、トイレなど室内の木製ドアに用いられます。周囲のドア枠やフローリングと色調・木目を統一できるため、インテリアとしての美観を損なわないのが魅力です。ただし、水濡れや擦れ傷には比較的弱いため、定期的なお手入れが求められます。
【ステンレス製】
高い耐久性と防錆性を誇り、玄関ドアや勝手口、マンションの共用部ドアに多用されます。靴の裏に付着した泥や小石で擦られても傷がつきにくく、雨水にさらされても錆びにくい頑丈さが特徴です。
【アルミ製】
軽量かつ腐食に強く、加工性に優れているため、サッシ枠と一体化した玄関ドアや浴室ドアの枠として定番です。スリムな形状を作りやすいため、後述するフラット仕様の部材にも広く採用されています。