ホッケのように、中国から伝わった漢字ではなく日本で独自に作られた漢字を「国字(和製漢字)」と呼びます。四方を豊かな海に囲まれた日本には、魚偏の難読漢字や国字が数多く存在し、寿司屋の湯呑みなどでも親しまれています。
代表的な国字魚へん一覧としては、春の訪れを告げる「鰆(サワラ)」や、冬が旬の脂の乗った「鰤(ブリ)」、身が白いことから名付けられた「鱈(タラ)」、秋の風物詩である「鰍(カジカ)」などが挙げられます。魚の生態、獲れる季節、見た目の特徴を一文字で見事に表現した造字文化は、日本の豊かな食と自然の結びつきを物語っています。