いまや若い世代や海外からの個人旅行客にとっても、千住は魅力的なカルチャースポットに変貌を遂げた。スマートフォンでGoogle マップを開き、ピンを打った近代建築を巡る散策スタイルが定着している。同時に、レトロな看板建築や情緒あふれる横丁の風景がInstagramを通じて瞬く間に拡散され、新たなファン層を呼び込んでいる。
デジタルな情報収集と、街の案内所で得られるアナログな温もり。この両者を巧みに組み合わせることこそ、現代の下町巡りを最高に楽しむ秘訣だ。まずは画面越しにピン留めした目的地を目指しつつ、途中で見つけた名もなき路地に思い切って迷い込んでみてほしい。