削り出しの工程こそ、DIYの醍醐味だ。ハリー・ポッターの映画に登場する杖のように、有機的なフォルムや神秘的な模様を刻み込むには、道具の使い分けが決め手となる。大まかなシルエットはナイフで一気に削り、細部には小さな刻み刃や小刀を使う。
もし木彫りの技術に自信がなくても諦める必要はない。ホットメルト(グルーガン)を活用する裏技があるのだ。持ち手部分に溶けた樹脂を螺旋状に巻き付けたり、節のようなコブを盛り付けたりすることで、誰でも簡単に立体的な彫刻風デザインを作り出せる。表面を軽く炙って馴染ませれば、驚くほど自然な木皮の風合いが完成する。