ネット上の掲示板やSNSでは「無糖紅茶を飲み続けると体に悪いのではないか」「毎日飲むとお腹を壊す」といったネガティブな言説が散見されます。こうした無糖紅茶体に悪い噂の真相を検証すると、体質や飲むタイミングに起因する明確な生化学的理由が浮かび上がってきます。
最も多く報告されているのが、飲用後の胃の不快感や痛みです。この無糖紅茶胃痛原因の正体は、紅茶に豊富に含まれる「タンニン(カテキン類)」と「カフェイン」の複合作用にあります。タンニンにはタンパク質を変性させて組織を縮める収れん作用があり、空腹時に多量に摂取すると胃粘膜を強く刺激します。加えてカフェインが胃酸分泌を促進するため、胃壁が自らの胃酸によってダメージを受け、キリキリとした痛みや吐き気を引き起こすのです。
また、見落とされがちなのがカフェイン含有量です。一般的な市販ペットボトル無糖紅茶には、100mlあたり約10〜15mg前後のカフェインが含まれています。ドリップコーヒー(100mlあたり約60mg)と比較すれば穏やかですが、500ml〜600mlのペットボトルを1日に何本もガブ飲みした場合、気付かぬうちに200mg以上のカフェインを摂取することになります。特に無糖紅茶寝る前の摂取は、脳の覚醒作用や利尿作用によって深部体温の低下を妨げ、睡眠の質を著しく低下させる要因となるため避けるのが賢明です。