刺青とタトゥーの決定的な違いとは?深さ・痛み・温泉規制の真相

刺青とタトゥーの決定的な違いとは?深さ・痛み・温泉規制の真相

刺青とタトゥーの決定的な違いとは?深さ・痛み・温泉規制の真相について押さえておきたい 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

Q1:痛みが強いのは「手彫りの刺青」と「マシンのタトゥー」のどちらですか?
A1:痛みの「質」が異なります。タトゥーマシンは皮膚表面を細かく切り刻まれるような連続した鋭い痛みであり、手彫りは針が真皮深層まで突き刺さるような重い鈍痛を伴います。皮膚へのダメージという観点では、高速で皮膚を切り裂くマシン彫りの方が術後の炎症やヒリつきが強く、手彫りの方が直後の皮膚の回復が早いと語る彫師や愛好者も少なくありません。

Q2:最新のピコレーザーを使えば、傷跡を残さずに完全に消せますか?
A2:完全な「元通りの素肌」に戻すことは不可能です。ピコレーザーは従来のナノ秒レーザーに比べ色素を細かく粉砕できますが、赤や黄色などのカラーインクはレーザーの波長が反応しにくく、長期間の治療でも色が残りやすい傾向があります。また、複数回の照射によって皮膚が白く抜ける色素脱失や、火傷跡のような瘢痕組織(ケロイド)が残るリスクは避けられません。

Q3:小さなタトゥーをテーピングで隠せば、どの温泉でも入浴できますか?
A3:施設ごとの利用規約に依存します。近年は8×10cm程度の専用シールで完全に隠せれば入浴を認める施設(星野リゾート等)も登場していますが、全国の温浴施設の多数派は「シールやサポーターによる隠蔽を含め、一切お断り」という立場を崩していません。虚偽の入場とみなされた場合、発見次第で即時退館を命じられるトラブルが多発しています。

Q4:最高裁で彫師が無罪になったのなら、タトゥーは完全に自由なものとして認められたのですか?
A4:最高裁が下したのは「彫師がタトゥーを彫る行為は医師法違反(無免許医行為)には当たらない」という刑事責任上の判断に過ぎません。民間企業が採用時にタトゥーを敬遠することや、温浴施設が独自の利用約款に基づいて入場を制限することは民事上の自由(契約締結の自由)の範囲内と解釈されており、社会的な規制や制限が撤廃されたわけではありません。 (出典: 刺青 と タトゥー の 違い(Yahoo!ニュース))

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。