「ログイン画面にセコムのロゴがあるのだから、セコムのサポート窓口に問い合わせれば教えてくれるはず」と思い込み、カスタマーセンターへ電話をかけるユーザーが後を絶ちません。しかし、セコムトラストシステムズの公式サポートでは、電話口で一般社員に対して企業コードやユーザーIDを教える対応を一切行っていません。これは、第三者によるなりすましや企業情報の不正取得を防止するための強固な情報セキュリティポリシーによるものです。
大手知恵袋やSNSなどのコミュニティを検証すると、「企業コードが分からずコールセンターに電話したが、社内の管理者に聞いてくださいと断られた」「自分の社員番号を伝えたのに照会してもらえなかった」といった困惑と落胆の声が多数見受けられます。セコム側はシステムの運用基盤を提供している立場であり、どの従業員がどの部署に所属しているかという詳細な個人情報と紐づけた個別案内は、社内のシステム管理担当者しか行えない権限分離がなされているのが真相です。
また、ネット上では「国税庁の法人番号(数字13桁)を入力すれば通るのではないか」という誤情報や、給与明細などを閲覧するクラウドシステム「e-革新」のログイン情報と混同するミスも目立ちます。セコムの安否確認で使われる企業コードは、契約時にセコム側から企業へ個別に払い出された半角英数字の独自コードであり、公的な法人番号とは全くの別物である点に注意しなければなりません。