ヘアカラーの種類や施術履歴によっても、縮毛矯正との付き合い方は大きく異なります。特に注意が必要なのが「白髪染め」と「ブリーチ(ハイトーンカラー)」です。
定期的な白髪染めを行っている場合、一般的なファッションカラーよりも染料が濃く、薬剤のパワーも強めです。縮毛矯正と白髪染めを併用する際は、全体染めを頻繁に繰り返すのを避け、「縮毛矯正+根元の白髪リタッチ」という組み合わせを軸にすると髪の体力を温存できます。染める間隔としては、白髪が気になっても矯正から最低1週間は我慢するのが無難です。
一方で、「ブリーチ毛×縮毛矯正」の併用は極めてハイリスクです。ブリーチによって髪の主成分であるケラチンが著しく流出している状態に縮毛矯正のアルカリ剤を作用させると、毛髪が耐えきれず断毛やビビリ毛を引き起こす危険性が跳ね上がります。ハイトーン毛やくせが軽度な場合は、アルカリを使わない「酸性ストレート」や、特殊なアミノ酸でうねりを緩和する「酸熱トリートメント・髪質改善トリートメント」を選択肢に入れるのが賢明な防衛策です。