では、愛車を一切傷つけることなく一発で確実にロックするにはどうすればよいのでしょうか。取扱説明書にも明記されているホンダ車のボンネットの正しい閉め方は、位置エネルギーを利用した「自然落下」です。力任せに叩きつけるのではなく、所定の高さから重力に従って手を放す動作がメーカー公認の正規ルートになります。
ステップワゴンのスパーダおよびエアーにおけるボンネット開閉では、以下の4ステップを機械的に守ることが成功の鉄則です。
ステップ1:ボンネットステーの正しい収納
開いたフードを支えていたステー(支持棒)を外し、ホルダーへ確実に収めます。このステップワゴンにおけるボンネットステーの収納を怠り、先端が浮いたまま閉めようとすると、ステーをボンネットで挟み込んでフード側が大きく曲がってしまう惨事につながるため、カチッと爪に固定されたことを目視で確認します。
ステップ2:高さを約20〜30cmまで下ろす
フードの中央または先端の両サイドを両手で支え、ラッチ(噛み合わせ部分)から約20〜30cm(成人の手のひらを広げた長さ程度)の高さまで静かに下ろします。
ステップ3:両手をパッと静かに離して落とす
下向きの余計な力を加えず、そのまま水平を保って両手を離します。これが正しいステップワゴンのボンネットの落とし方です。自身の重量によって勢いがつき、先端のストライカーがボディ側のラッチを押し下げて「ガチャン」と小気味よい金属音とともに自動で噛み合います。
ステップ4:半開きになっていないか浮きを確認する
作業完了後は、フロントグリルとボンネットの隙間に指をかけ、軽く上に持ち上げてみてガタつきや浮きがないか確認します。しっかりロックされていればびくともしません。