現在、古着市場で最も過熱しているトピックの一つが、ヴィンテージTシャツの価格高騰だ。特に「AKIRA(90年代ヴィンテージTシャツ)」をはじめとする日本のアニメや映画、ロックバンドのマーチャンダイズは、国内外のオークションで数十万円から100万円を超える価格で取引される事例が珍しくない。
「単なるプリントTシャツではなく、90年代のカルチャーとシルクスクリーンプリント技術が結実したアートピースとして評価されている」と、現地の古着店オーナーは語る。かつては数百円のワゴンセールに眠っていたようなアイテムが、今や資産価値を持つ投資対象としても注目を集めているのだ。しかし、相場の急騰に伴い、悪質なリプリントやフェイク品が出回るリスクも高まっているのが現実である。