渡米直後に世間の注目を集めた住まいから、現在はよりセキュリティとプライバシーが保たれた静穏な環境へと拠点を移している。ニューヨーク市マンハッタンの雑踏を二人が連れ立って歩く姿は、現地ではごくありふれた日常風景の一つに過ぎない。パパラッチの視線を巧みに避けつつ、近所のオーガニックスーパーで買い物を楽しみ、休日にはセントラルパークを散策する。過度な装飾を排したカジュアルな装いは、かつての重圧から解放された伸びやかさを象徴しているかのようだ。
現地在住の邦人ジャーナリストは語る。「彼女が望んでいたのは、特別扱いされない『一人の人間としての自由』だった。マンハッタンという多種多様な人々が混在する街だからこそ、誰の視線も気にせずに自分たちの足で立つ感覚を楽しんでいるように見える」。日本での過熱取材から遠く離れ、自らの手で築き上げた生活基盤には、地に足のついた安らぎが漂っている。