彩の国さいたま芸術劇場へ向かう際の基本ルートは、JR埼京線「与野本町駅」西口から徒歩約7分(距離約600m)です。各駅停車および快速が停車するため、大宮駅からは約5分、池袋駅・新宿駅方面からも埼京線1本で約30〜35分というアクセスの良さを誇ります。
駅西口を出ると、劇場へと続く通称「アートストリート」が整備されています。歩道には歴代の蜷川幸雄演出作品に出演した名優たちの手形レリーフや記念樹が並んでおり、劇場へ向かうアプローチ自体が一つの文化的体験となっています。平坦で段差の少ない舗装道路のため、キャリーケースを引く遠方からの遠征組でもストレスなく歩行可能です。天候不良時には、与野本町駅西口またはJR京浜東北線「北浦和駅」西口から運行されている国際興業バス・西武バスの利用(「八王子入口」または「彩の国さいたま芸術劇場入口」下車)も実用的な代替ルートとなります。
車での来場を検討している方が最も警戒すべきは、地下駐車場(収容台数約155台 / 最初の1時間は無料、以後30分ごとに100円)の満車リスクです。大ホールと音楽ホールで同日に昼夜公演が重なる週末は、開演1時間前には満車札が出ることが珍しくありません。終演後は地下駐車場出口から一般道へ出るまでに20〜30分以上の出庫渋滞が発生しやすいため、時間に余裕のないスケジュールでの車移動は推奨されません。近隣のコインパーキングも住宅街立地のため枠数が限られており、原則として公共交通機関の利用が最も安全です。
観劇前後の食事事情も見逃せないポイントです。劇場内には洋食・イタリアンを基調としたレストラン「ビストロ・ペペロネ(Bistro Peperone)」やカフェが併設されており、公演に合わせた特別コラボメニューや幕間のドリンクサービスを提供しています。ただし、公演直前の時間帯は予約客や当日利用者で混み合います。与野本町駅周辺には落ち着いた個人経営のカフェ、本格手打ちうどん店、老舗蕎麦屋などが点在しているため、駅前で腹ごしらえを済ませてから劇場へ向かうルートも地元通の間で定着しています。