メンズファッション界のキーマンである干場義雅氏は、日頃から「靴こそがその人の美意識を映し出す鏡である」と説く。ビジネスにおけるスニーカー選びにおいても、その教えは深く響く。単なる「楽な靴」として妥協するのではなく、スタイル全体を美しく引き締めるエレガントな道具として選ぶべきなのだ。
干場氏流の足元作りにおいて欠かせないのが、日々の手入れである。いくら高級ブランドの一足であっても、コバの汚れやソール側面のエッジが丸まっていれば一気に生活感が出てしまう。履いた後はシューツリーを入れ、定期的にレザーコンディショナーで保湿する。このひと手間こそが、周囲と圧倒的な差をつける大人の気品を生み出していく。