血行不良を引き起こすもう一つの大きな要因が、交感神経と副交感神経のバランスが崩れる自律神経失調症である。過度なストレスや環境の変化に晒されると交感神経が過剰に優位となり、全身の血管が収縮して血流が悪化する。これにより、顔が青白くなったり、逆に血の気が引いたような土色に見えたりする。
また、顔色が黄色っぽく変色している場合は、肝臓疾患を疑う必要がある。肝機能が低下すると、体内のビリルビンという黄色い色素が適切に代謝されず、血液中に溢れ出て皮膚や眼球の白目を黄色く染める「黄疸」が発生する。
これらの臨床的な知見については、日本内科学会などの学術団体でも長年にわたり研究成果が報告されており、単なる皮膚の変色として見過ごすのではなく、内臓器官からの SOS として捉える重要性が説かれている。