SNSやネット掲示板、Q&Aサイトを調査すると、「社会人になってからも英語の月名に自信が持てない」「チケット予約の際にヒヤリとした」という告白が後を絶ちません。あるビジネスパーソン向け意識調査のデータでも、英語の日常会話に問題がないと答える層の約34%が、「月名を数字に変換する際に数秒のタイムラグが生じる」と回答しています。
「海外出張の手配中、フェブラリー 何月か即座に判断できず、危うく3月のチケットを取りかけた」「食品の賞味期限表示が『01 JAN 26』と書かれていて、一瞬賞味期限切れかと身構えた」といった現場のリアルな声は枚挙にいとまがありません。英語ネイティブであれば幼少期から歌や生活習慣として直感的に染み付いている概念ですが、月を「1、2、3……」と記号的な数字で処理してきた日本語話者にとって、英単語の月名は認知的な負荷が大きい情報処理なのです。
特に混乱を招きやすいのが春先の季節移行期です。「マーチ 何月(3月)」「エイプリル 何月(4月)」という頻出単語であっても、年度替わりの慌ただしい業務環境では瞬時の照合ミスが重大なスケジューリング事故につながるリスクを孕んでいます。