肩から二の腕にかけての重だるさを「ただの肩こり・四十肩だろう」と混同する例も後を絶ちません。両者の決定的な違いは「関節の可動域制限」と「夜間痛の有無」にあります。
単なる筋肉疲労や首由来のだるさであれば、腕を自力で真上に上げたり、背中に手を回したりする動作そのものは可能です。しかし、四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)では、関節包の炎症と癒着により、腕が一定の角度以上上がらなくなります。さらに、夜間に寝返りを打った際、肩に激痛が走って目が覚めるといった特徴があります。
可動域に問題がないにもかかわらず、二の腕や前腕にズンと沈むような疲労感がある場合は、関節炎ではなく首周囲の血流不全や神経過敏を疑うのが自然なアプローチです。