宿泊予約サイトやSNSの口コミを精査すると、びわ湖大津プリンスホテル評判において最も議論を呼んでいるのが「建物の経年劣化」に関するトピックです。滋賀を代表するメガリゾートでありながら、なぜ「古い」という検索ワードが後を絶たないのか、その背景には明確な構造的理由が存在します。
当ホテルが開業したのはバブル経済の絶頂期である1989年(平成元年)。外観のコンクリートの風合いや共用廊下のクラシカルな意匠、一部フロアに残る3点ユニットバスの設計仕様などが、近年の最新デザイナーズホテルに慣れ親しんだ若い旅行者の目に「レトロ」「時代感がある」と映ることが主な要因です。
しかし、ホテル側も手をこまねいていたわけではありません。公式発表および客室改装リニューアル情報を追跡すると、近年段階的なフロアリノベーションが断行されています。21〜32階の「スカイフロア」や33〜35階の上級カテゴリーでは、琵琶湖の「水」や「空」をモチーフにしたモダンな和洋折衷インテリアへと刷新され、USBポートの増設や水回りの快適化が進められました。つまり、「どのフロア・客室カテゴリーを選ぶか」によって滞在時の体感鮮度が劇的に変化するのが実情です。