ラッシングベルトの正しい通し方と緩まない巻き取り・安全な外し方

ラッシングベルトの正しい通し方と緩まない巻き取り・安全な外し方

ラッシングベルトの正しい通し方と緩まない巻き取り・安全な外し方に関する話題のニュースを分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。

ベルトを通した後のラッシングベルトの締め方・巻き取り方には、力学的に緩まない「黄金比」が存在します。やみくもにハンドルをガシャガシャと上下させても、十分な張力(テンション)は得られません。

物流現場のベテラン乗務員が徹底している締め込みのプロ技は以下の3点です。

第一に、「スロット軸へのベルト巻き取り数は2〜3回転半」を目安にすることです。巻き取りが1周未満だと摩擦力が足りず、走行中の振動や急ブレーキでベルトがスルスルと滑り抜けて荷崩れを起こします。逆に4回転以上巻き取ってしまうと、スロットの許容スペースを超えてギアと本体フレームの間にベルトが挟まり、解除不能に陥るリスクが高まります。

第二に、ハンドル操作は「小刻み」ではなく「奥までしっかり押し込む」ことです。カチッカチッと1ノッチずつ確実にギアを噛み合わせ、最後はハンドルを本体と平行に完全に折りたたんで「ロック状態(収納ポジション)」にします。半開きのまま走行すると、路面からの突き上げ振動でギアが跳ね上がり、突然のベルト解放につながるため極めて危険です。

第三に、ベルトの「ねじれ」をゼロにすることです。ベルトが1回でもねじれた状態で締め付けると、接触面積が激減して局所的に強烈な圧力がかかり、荷物を破損させたり、繊維の破断強度が大幅に低下したりします。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。