自力優勝の可能性が消滅したとはいえ、クライマックスシリーズ(CS)進出の道が完全に断たれたわけではありません。セ・リーグの借金数と勝敗推移を見ても、3位球団とのゲーム差はまだ射程圏内に収まっています。
ヤクルトが借金完済を果たし、逆転CS進出を勝ち取るための具体的な数値条件は以下の通りです。
① 残り試合での勝率「.620」以上のキープ
借金12を完済して勝率5割に戻すには、残り約45試合の段階で28勝17敗前後のペースが求められます。これは3連戦で「2勝1敗(カード勝ち越し)」を継続して達成し続ける計算です。
② 同一カード3連敗の根絶と同一リーグ直接対決の独占
中日戦や広島戦など、順位争いを直接繰り広げるライバル球団との対戦で確実に勝ち越すことが必須です。1つのカード負け越しが命取りとなるため、エース級が先発する試合を確実にものにする勝負強さが問われます。
③ 救援陣の再編とリフレッシュ期間の創出
ファームで調整を続けている実績組や新外国人投手を速やかに一軍へ抜擢し、登板過多に苦しむ既存リリーフ陣の負担を軽減させることが、終盤戦の逆転劇を生む絶対防衛ラインとなります。