銀座での大成功を収めた後、彼女の人生は大きな転換期を迎える。独自の研究と易学の知識を融合させて編み出した独自の鑑定法、それが「六星占術」であった。運気の周期を「大殺界」などの強烈な言葉で表現したこの占術は、人々の恐怖と希望を同時に刺激した。
1982年、主婦と生活社から出版された著書は空前の大ヒットを記録する。それまでの占い業界の常識を覆す大胆な言説と実用的なアドバイスは、瞬く間にベストセラー街道を駆け抜けた。毎年年末になると書店に平積みされる彼女の占い本は、累計発行部数数千冊規模のモンスターセラーとなり、文化人・占術家としての確固たる地位を築き上げたのである。