1990年4月から2013年3月まで、足かけ23年間におよぶ放送期間を誇った『つくってあそぼ』。その突然の終了発表は、当時リアルタイム世代に大きな衝撃を与えました。ネット上では「なぜ終わってしまったのか」「トラブルがあったのではないか」といった様々な憶測が飛び交いましたが、実際の終了理由の真相はNHK Eテレの教育番組刷新に伴う円満な交代でした。
2010年代に入り、デジタルネイティブ世代の子どもたちに向けた新しい教育アプローチとして『ノージーのひらめき工房』へのリニューアルが決定。ワクワクさんとゴロリのコンビは、四半世紀近くにわたり子どもたちの創造力を育てるという大役を見事に果たし切ったのです。
最終回の放送では、二人が過去の作品を振り返りながら「今までたくさん遊んでくれてありがとう!」と笑顔で挨拶。エンディングで後継番組のキャラクター「ノージー」が登場し、ハサミを手渡すような引き継ぎ演出が行われると、Twitter(現X)をはじめとするSNSでは「涙が止まらない」「子どもの頃の思い出が詰まった最高の番組だった」と感謝と惜別の声が溢れ返り、日本のトレンド1位を独占しました。