ジョジョ歴代のオープニング曲を比較すると、歌詞の根底に共通する確固たるテーマが見えてきます。
第1部の『その血の運命(さだめ)』では宿命との出会いが歌われ、第2部の『BLOODY STREAM』では静かに受け継がれる血の絆と覚悟が描かれました。そして『その血の記憶〜end of THE WORLD〜』に至り、タイトル通り「運命」から「記憶」へと昇華されています。
散っていった仲間たちの記憶、託された誇り、すべてを背負って戦う承太郎たちの旅路。終盤のTV放送では、OP映像内でDIOの時止め演出(SE追加)が入り、最終決戦時には承太郎がその停止した時間の中で動くという「映像と楽曲の完全シンクロ」が実現しました。歌詞の全行が映像と物語の伏線として回収されるカタルシスは、アニメソングの歴史において屈指の完成度を誇ります。